1/12 Voyage en Russie 公演レポート
先日、無事にVoyage en Russie~ロシアを代表する、3人の作曲家~の公演を終えました。
連休の中日にも関わらず、会場に足を運んでくださいました皆様、
本当にありがとうございました!
今年も昨年に引き続き、東京の豊洲文化センターシビックセンターホールにて
開催致しました。
2020といえばオリンピック。
こちらのホールは背後がガラス張りになっていて、後方に海が見えるのですが
昨年はその手前になにやら建設物が。
そして、2020を迎えた今、
去年よりも着実にナニカが施工されておりました。
そんな景色を見て、昨年の舞台から1年経ったんだと
灌漑深く思いに耽って・・・・
なんて言っている暇はなく
充実した時間はあっという間に過ぎて行きました。
今回のシュマン・ド・ネイジュ本格的コンサートは、
9月に開催した≪栃木公演≫から
先日の≪東京公演≫を聴いて頂くことで
まさに「ロシアへの旅」が完結するようなプログラムで構成しました。
嬉しいことに、栃木公演、東京公演と続けて来て頂いたお客様もいらっしゃり
濃~~い~メロメロシアを堪能して頂けたのではないかと思います。
毎回、写真を撮り忘れます・・・。
第一部の動画の様子から。
第一部はチャイコフスキー特集!と言わんばかりにバレエ音楽やオペラのアリアを取り上げました。
実は、私たちは2019の夏のロシア研修で
実際の「白鳥の湖」を目にすることができました。
あのロマンチックで胸を打たれるストーリーから
壮大なる湖を予想していたのですが
「え?どれ?・・・・え?これ?この湖!?」
という”普通の”と言ってしまっては失礼ですが
実際にはとても一般的な湖でした笑。
でも、
この湖から着想を得て
あの憂いを帯びたメロディーや美しい世界観を描き上げたチャイコフスキーは
本当にすごい。
音楽が人に与えるイメージの力こそが壮大だと実感した瞬間でした。
実際の白鳥の湖には、ちゃんと白鳥もいましたよ。
点々と遠くに白く見えました笑。
そんなわけで、その感動を第一部の衣装でも!
白鳥=わたし 黒鳥=ヒラタ
です苦笑。
安易ですか?笑
見事にマッチする衣装があるものですね!
その他、ロシアでの色々なハプニングや事件などの小話も交えつつ第一部を終えました。
第二部は、衣装も変え、ラフマニノフとプロコフィエフ2人の偉大な作曲家の曲を
お届けしました。
実は私のこの緑色の衣装は、大学の卒業演奏で着たものです笑。
そして、フルートを習い始めて実に2年足らずで、
「この曲やりたーい」と
無謀にも今回のメインで演奏した曲と同じ、
プロコフィエフのフルートソナタを吹いたという・・・
その時の思い出が一人勝手に蘇っていました。
ロシアの広大な土地が育んだ偉大な音楽家、プロコフィエフのソナタは、
私はなぜか緑色のイメージです。
2人のアンサンブルがバッチリ合っていて
一つの楽器に聞こえる時があったという嬉しい感想もいただき、
時を経てまた聴いて頂くことが出来て良かったです。
とは言え、まだまだ課題は尽きることなく
これからも精進して、さらに良い演奏をお届けできるよう
磨いていきます。
来年もまたテーマを絞って、シュマン・ド・ネイジュの更に進化した
アンサンブルをお届する予定です!
今回は新規のお客様に沢山いらして頂けたこと、感謝しております。
またぜひ次回公演でお目にかかれることを楽しみにしております。
こちらの気まぐれBlogにもぜひ遊びに来て頂ければと思います。
音楽で巡るロシアへの旅、これにてツアー終了です!
ありがとうございました!