オペラをひとかじり!公演終了
先日14日に開催されました「オペラをひとかじり!」公演が無事に終了いたしました。
師走のお忙しい中、多くの皆様にご来場頂き、改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました!
今回は「フィガロ3部作」に焦点を充て、演奏会の企画を練りました。
あらかわ文化イベント 企画応援プロジェクト2019のテーマは『世界の芸術文化』
企画書を書きながら、私も改めて総合芸術ともいわれるオペラの世界に魅了されました。
「オペラ」と聞くと、悲劇的で重々しく、シリアスなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
でも今回私たちが取り上げた「フィガロ」という主人公を取り巻く3つのオペラは、
オペラの中でもコミカルで軽快な、楽しいオペラのことを指すのです。
恋愛だったり人間関係だったり、それぞれの登場人物の心情と思惑が混ざり合って、なんだかてんやわんやな物語が展開していきます。
知ってみると実は面白い世界を、たくさんの人に気軽に楽しんでほしいという願いで構成を考えてみました。
ということで、ご紹介します!
今回多大なるお力添えと素晴らしい歌声で観客を魅了して下さいました
お写真中央のゲスト、池田直樹氏(ボーマルシェ役 3兄弟の長男)です。
ちなみに
お写真左:平田(ジャンヌ役 3兄弟の末っ子)
お写真右:わたし(マリー役 3兄弟の真ん中)
まさかの配役とセリフまで頂戴し、直樹さんから表現のご指導までして頂きました!
普段は見られない私たちDuoの貴重なゴージャスドレス写真でもあります笑。
ボーマルシェという多才な作家役として、
いろんな話を交えながら直樹さんが分かりやすくオペラの世界をガイドして下さいました。
昔は一つの劇作品に対して、いろんな作曲家が曲を付けたり、器楽のために変奏曲を作ったり、、、
なんというか「表現」というものに対してとても寛容で楽しみ方が多様な印象を受けました。
私たち、マリーとジャンヌも大根演技ながら、結構重要なセリフを言わせていただきましたよ笑。
ご来場いただきました皆様、いかがでしたか?
第二部は衣装も変えて、モーツァルトの「フィガロの結婚」の曲を中心に演奏させて頂きました。
モーツァルトが作曲した一つのテーマをもとに、あの有名なベートーヴェンやツェルニーが変奏曲を作ったのですが
2つを並べて演奏すると、その作曲家の個性や色というものがとてもよく分かります。
演奏している側もたくさんの発見と学びのある公演となりました。
何より、「オペラを観てみたいと思った!」「フルートをやってみたいと思った」など私たちの公演を終えてお客様が何かを受け取っていただけたこと、感無量です。
お世話になりましたあらかわ文化イベント企画の皆様、本当にありがとうございました!
おまけ!
平田がお客様とお話ししている間に、直樹さんとふざけてみました笑。