結成10周年に向けて
皆様ご無沙汰しております。
シュマンドネイジュです。
今年も暑い夏が終わりました。
コロナ禍で私たちのコンサート予定なども中止・延期などが続き、なかなかお知らせ出来るニュースも
ありませんでしたが、
実は、私たち水面下で黙々と準備を進めております。
というのも、シュマンドネイジュ、来年2022年で
DUO結成10周年なのです!!(パンパカパーン!!)
2012年にパリでのコンサートを皮切りに結成されたシュマンドネイジュも
もう10年の月日を共にするなんて・・・
本当にあっという間です。
来年2022年は記念イヤーということで
皆様にスペシャルな企画で音楽をお届けできるよう、案を練っております。
もったいぶってまだまだお知らせはしませんが、
時期が来ましたらこちらのブログでも盛大に発表しますので
しばしお待ちを。
今回は、あれから10周年か、ということで
私髙橋と平田との出会いエピソードをお話します。
平田に最初に出会ったのは、私がパリでお世話になっていた作曲家の方の家でした。
アメリカの先生のフルートマスタークラスがその作曲家の先生のお宅で行われるということで
私は聴講生として勉強に伺いました。
私の友人は受講生としてフルートを吹いたのですが、その時伴奏で来ていたのが
平田でした。
マスタークラスは朝から夕方まで行われるので、途中お昼休憩を挟むのですが
皆パンを買いに行くと出かけていく中で、私は持参したお弁当をその場で食べており、
後ろの席を見ると、食パン5-6枚をまんまサンドイッチにしてほおばっている平田の姿が!
その時話をしたのが最初のきっかけだったと思います。
アノ時どちらかがパンを買いに行ってたらきっかけは無かったですねー。
2人とも少ない留学資金をやり繰りする苦学生で良かった笑
ピアノを弾いている時はすごい真剣で、真面目な人なのかなと思っていたら
話しをしてみると、めちゃ声がでかい!そして元気で明るい!面白い!
ギャップ萌えとはこのことを言うんですね。
お昼を食べながら
学校のこと、日本でどんな勉強をしてきたかとか、
まさかのお互いに「ゆき」っていう名前なんだね、とか
ざっくり色々話していくうちに
私の11平米のお城で、本当に段ボールを机にしてご飯を食べたり、
コンサートを安い席狙って一緒に聴きに行ったりして
「どんな音楽をしていきたいか」
ということも話すようになりました。
DUO結成の一番のきっかけは
目指したい音楽の方向性が同じベクトルを向いていたから、だと思います。
より良い音楽にするために、お互いに忌憚ない意見を言い合えて、
お互いをリスペクト出来て、尚且つバカもできる。
今思い返すと、あれからお互い日本に帰国して取り巻く環境も変わったけれど
お互いに持っている芯の部分は変わっていないんだなと
一緒にステージに立つ度に感じます。
シュマンドネイジュの「シュマン」はフランス語で
『道』という意味があります。
私たちが10年間、共に進んできた道は多くの人に支えて頂き、
楽しいことも、大変なこともあったけれど
それは確かな足跡で踏み固めた確固たる『道』となって今があります。
「ネイジュ」とはフランス語で『雪』のこと。
漢字は違うけれども、私たちの名前「ユキ」を表しています。
「シュマンドネイジュ」
未来に向けて着実に歩んでいく意志のあるこのDUO名、
私はとても好きで誇りに思っています。
10周年に向けて、私たち2人のユキも日々歩んでおります。
という、、なんだか結婚披露宴で話すようなエピソードのように
なってしまいましたが笑
コロナ禍で大変な日々が続きますが、日々歩みを止めずに頑張っていきたいと
思っています。
コンサートレポが出来ない時は
パリでの思い出blogなんか楽しいでしょうか!?
このblogを書くにあたって、平田とのパリでの2ショットを探しましたが
どっちかがヤバい顔をしていたりマトモな写真がなく
私の地元での2ショットをお届けしました。
いつも応援して下さる皆様。
本当にありがとうございます。
blogを読んで下さっているそこのあなた。
いつもありがとうございます。
10周年、来年は音楽で彩られた素敵な1年にしたいと思っています。
皆様、これからもシュマンドネイジュをどうぞ宜しくお願いします。
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