久々の公演終了!

早いもので、、、今年もあと1週間!?なのですか。
今年はコロナに始まりコロナに終わる、、というコロナに振り回された1年でしたね。
私たちシュマン・ド・ネイジュもあらゆる公演が中止、延期となり
デュオとしてのコンサート出演がなかなか叶いませんでした。
そんな中!
私、フルートの髙橋の地元よりフルートリサイタルのご依頼を受け、
2020年、年末になってようやくデュオとして舞台に立てる機会を頂きました。
栃木市文化会館の皆様、ありがとうございます。
リモートでの打ち合わせ、プログラムなどの相談もなんだか久しぶりすぎて新鮮でした。
今回は軒並み中止になっている文化事業の状況もあり、
この公演を心待ちにして、楽しみに聴きに来てくださるお客様は
どんな曲が聴きたいんだろう・・・と色々と練りました。
私たちが届けたい曲と、お客様が聴きたい曲のバランスも考え
結果できたプログラムは、鼻血ブー並の濃いプログラム笑。
オペラファンタジーも二つ入っているし、フレンチスクールならではの
フルートの名曲も並べました。
クリスマスファンタジーはシュマン・ド・ネイジュオリジナルで作り、
更に2020年から年代を遡り、全てのお客様の年代に合った愛や絆をテーマとした
Jpopメドレーも作りました。
我々デュオは、結構メドレー制作も板についてきましたよ!
そして何より、一番充実していたのは<音楽づくり>をしている一瞬一瞬でした。
相手との呼吸、音の出し方、作り方に自分が呼応して、
その曲がまた違った顔を覗かせてくれる瞬間が本当にたまらないのです。
合わせる度に、違った化学反応が起きて、どんどん曲が進化していく。
本番のその瞬間も進化していくのを感じました。
(と共に、自分の未熟さも露呈するのですが・・・)
デュオとして活動が出来なかった8か月弱、
それぞれが感じて経験したものが音になって出てくるので
お互いの音を聴くのが嬉しくもあり、新しい発見もあり、
ああ、やっぱり音楽っていいよね、サイコーだよ!と
音楽が出来る喜び、幸せを心から感じることが出来ました。
私たちには、目標にしている黄金コンビがいます。
それぞれが大活躍している奏者たちなのですが、
その2人がタッグを組むと、やっぱり良い!最強なんです。
お互いを信頼していて、それは音楽を聴けば一発で分かるし、
なによりも聴いていて心が震えるほどの感動をもらいます。
心が充実するんです。
ああ、この曲ってこういう顔もあるんだね、という学びにもなるんです。
お互いがお互いを活かし、良いところを引き出し、それがキラキラとした音楽になっていく・・・
いつかそんな黄金コンビと呼ばれるようになって
シュマン・ド・ネイジュはツアーをしてみたいです!
人気とか売れる売れないとかではなく(まあ、それも大事だが、、後からついてくると信じて)
聴く人の心に寄り添い、ずっしりと音楽を届けられるような
そんな黄金コンビになりたいです。
この、イカれた写真のように、音楽を伝えるためには色んな演出もしていきます笑
未だ不穏な状況が続きますが
来年も皆様にお会いできる機会がありますように。
おうち時間でシュマン・ド・ネイジュ、それぞれ更なる進化を目指します!
栃木市文化会館でのフルートリサイタルにお越し頂きました皆様、
コロナ禍の中、様々なご協力を賜り、お忙しい中足を運んでくださり
本当にありがとうございました!
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